
ルネサンス時代に活躍した建築家たちには、風水師の側面がありました。
彼らはまず、土地のよし悪しを選ぶことから始めます。
流行の土地、すなわち将来性のある土地に吉相の家をつくれば、
そこに住む人たちは幸せになると信じていたからです。
そして吉地を探し求め、住宅をつくり、さらに都市づくりに発展させました。
彼らのそうした取り組みは、芸術のみならず、精神史に影響を与えたのは
よく知られているところです。
この地形は東洋でいわれる吉相の土地と同じなのです。
ルネサンス発祥の地といわれているフェレンツェですが、
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を中心に平野が広がり、北は山、
東北からアルノ川がフィレンツェを横断するように流れています。
ご興味がおありでしたら、天才たちの愛した吉地とはどんなものか、
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参考:小林祥晃/環境開運学としての風水大全
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